最強の経営者 アサヒビールを再生させた男/高杉良 感想
夕日ビールと言われていたアサヒビールを立て直した社長を描いた小説。
アサヒビールの勉強には良いが、小説として面白いかと言われると微妙。
後半も色んな人が出てきて、よくわからない。
これを言ってはおしまいだが、主役に魅力を感じない。凄さも伝わらない。
以下、簡単に内容。
1987年に発売された辛口ビール🍺アサヒスーパードライを大ヒットさせ、アサヒビール中興の祖とされる樋口廣太郎を描いた小説。
樋口廣太郎が社長に就任するまで、アサヒビールは夕日ビールと揶揄され、1985年のシェアは一桁台だった。
樋口廣太郎は住友銀行副頭取からアサヒビールに転じる。アサヒビールは樋口廣太郎まで4代続けて住友銀行出身者が社長を務めていた。
小説の堤悟=村井勉 が先代社長。村井勉は東洋工業(現マツダ)を立て直した経歴を持つ。
樋口廣太郎の後継者は、小説の瀧澤=瀬戸雄三。瀬戸雄三は1992年、アサヒビール7代目社長に就任。21年ぶりの生え抜き社長となった。
そして1998年、アサヒはビール出荷量でキリンを抜き、45年ぶりに業界トップに躍り出た。
というストーリー。
大山崎山荘美術館は知らなかったので、いつかモネの睡蓮見に行きたいなと思った。
以上!
☆2/14購入〜2/27読了。
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〜アサヒグループホールディングスについて〜
あとは食品と海外事業。
株主は信託銀行を抜かすと、第一生命保険、富国生命保険、旭化成、三井住友銀行。