毎日ニンゲン日記

人間なのに働いています

【和光市】在日米軍基地にアンテナ

f:id:piepietaro:20190920125638j:image

理化学研究所近く

公園かな?と思い覗くと何やら大きいアンテナが2本

看板を見ると在日米軍基地だと!

f:id:piepietaro:20190920125806j:image

キャンプドレイクの跡地で、自衛隊朝霞駐屯地などほとんどは返還されているが、

ここアンテナ基地、米軍通信基地(AFN Tokyo送信所)は残っているようだ。

 

AFN(American Forces Network、米軍放送網)は、世界各地の米軍が駐留する地に設けられた基地関係者とその家族向けのラテ兼営放送局(ラジオ部門、テレビ部門、ニュース制作部門の3つから成る)。

日本でのサービスは、1997年までFEN(Far East Network、極東放送網)と呼ばれていた。

AFNの任務は海外基地在住の軍人軍属とその家族向へテレビとラジオと通じて情報やエンターテイメントの提供。

 

日本では、AFN Misawa、AFN Tokyo、AFN Iwakuni、AFN Sasebo、AFN Okinawaがある。原則として日本標準時午前0:00を基点にして毎日24時間英語による放送が行われている。

AFNを含む在日米軍の無線局は全て日米地位協定に基づき電波法の適用対象外である。AFNの場合はアメリカ国防総省下のDefense Media Activity(DMA:国防メディア拠点、メリーランド州ジョージ・G・ミード基地)に管理されているため、日本の総務大臣又は総合通信局長(沖縄総合通信事務所長を含む。)からの免許やコールサインを持たない。

放送を行うのはDefense Information School(DINFOS:国防情報学校、メリーランド州ジョージ・G・ミード基地)の教育課程を修了したBroadcast Journalistと呼ばれる下士官・兵卒の現役軍人が中心で、彼らの兵科はPublic Affairs(広報科:陸軍、空軍、海兵隊)、Mass Communications Specialist(MC:報道員:海軍のみ)である。

 

1973年〜1979年頃、関東平野合衆国空軍施設整理統合計画(KPCP/通称・関東計画)に基づく埼玉県朝霞市のキャンプ・ドレイク(米軍朝霞キャンプ)返還に伴い当時のFEN Tokyoは横田基地に移転。しかし、和光市南地区内のラジオ放送用送信アンテナと付随施設及び土地は返還されず、現在も使用され続けている。

2006年1月から6月にかけ、AFN Tokyoは、埼玉県和光市にあるラジオ放送用の送信アンテナ2本を建て替える。 9月1日、AFN Tokyoは平成18年度東京都・足立区合同総合防災訓練の一環として東京都との協定に基づき英語による地震情報をラジオで放送した。以後、毎年東京都主催の合同総合防災訓練に参加し英語による地震災害情報を放送している。